税理士を経営にどう活かすか
私は、企業の経営目標とは、収入が支出を上回るようにすること。つまり、利益を計上することが企業の経営目標であると考えます。
利益を計上するためには、収入を増やす又は支出を減らす必要があります。税金の支払いは支出に該当するため、税理士を経営に活かすにはできるだけ税金の支出を減らしてもらうことが重要だと思います。例えば、法人税ならその企業が青色申告法人であること等の条件が付きますが、従業員の教育訓練を熱心に行えば、企業が支出した教育訓練費のうち一定金額が減税されます。このように、税金の支出を減らすことによって、利益を増加又は計上させることができるようになります。
他にも、税理士を経営に活かす方法はあります。それは、経営分析を行い経営の改善点を明らかにすることです。経営分析には、様々な手法がありますが、私が考える企業の経営分析の最適な方法は損益分岐点を計算することだと思います。損益分岐点とは、利益が計上されるか損失が計上されるかのちょうど境目となる売上のことをさします。要するに、この損益分岐点を越える売上を計上することができれば利益を計上できるということができます。つまり、税理士が損益分岐点による経営分析を行って、その結果に基づいて商品等の販売単価を決定することや人件費等の固定費や材料費等の変動費を調整することが可能になり、そうすることによって企業の経営目標である利益を計上することに貢献できると思います。
以上のように、税理士は企業の経営目標を達成するために欠くことのできない存在だと思います。僕も、心グループの税理士の先生をサポートする税務スタッフとして企業の経営に貢献できるようになりたいです。
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